駐妻になりたい駐在員。 ー 収入の不安

Hello, Chickadeeです!

私は現在、単身でアメリカ駐在をしており、日本にいる夫とは別居婚中です。

今は私自身が駐在員の身ですが、実は、将来的には旦那が海外駐在員になる可能性もあります。

遠距離計6年を耐え忍ぶ予定の私としては、私の駐在任期終了後にもし旦那に駐在の話がきた場合、迷わずついて行きたい!これ以上離れて暮らすのは嫌だ!と思っています。(あとはもう一か国くらい住んでみたいなとも思っていたりします)

ただ、旦那の会社の海外駐在の任期は基本5年で、そんなに長い間 自分の収入がなくなるのは耐えられません。私は常々、自立して自由に生きたいと思っているためです。

そんなわけで、どうしたら収入を得ながら駐妻になれるか、今からあれこれ悩んでおり、そんな私が考えているアイデアをご紹介していきます。

もし、ここは改善できる!こんなのもあるよ!などありましたら、是非コメントで教えてください!

目次

「ビザ」の心配

収入0だけは嫌なので、アルバイトでも自営でも何でもいいので、何かしらで自分の収入を得たいです。

海外で働く時に一番ネックになるのは「ビザ」の問題だと思っています。

日本国外で暮らすには、滞在国からの入国許可証である「ビザ」が必ず必要で、ビザには種類があり、その種類によっては労働することが禁止されている場合もあります。

私の旦那が赴任する可能性のある国は、アメリカ、オランダ、ブラジル、インドですので、私なりに各国のビザを調べてみました。(旦那曰く、インド赴任になったら会社を辞めるそうですのでインドは割愛します(笑))

アメリカのビザ

アメリカの場合、私の経験上駐在員はLビザ、Eビザの方が多く、帯同家族も同じLビザ、Eビザで入国することになります。

Lビザ、Eビザの場合、配偶者も働くことは可能なようです。

L-1ビザはアメリカ国外のビジネスから会社役員や管理職に就労した人をアメリカ合衆国内の企業に7年間まで転勤されるのに使用されています。


EビザもL-1ビザと共に、会社役員、管理職、専門職に就いた非アメリカ市民がアメリカで働く為に、取得されるものです。Eビザはアメリカと直接的に貿易をしているか、実体のある投資をアメリカ国内にしている事業であること条件となっています。

The Law Office of Mikiko M. Gunn https://www.mikikomgunnlaw.com/e

オランダのビザ

こちらのサイトの説明によると、どうも「オランダ日本貿易条約ビザ」というものをとれば就労が可能なようです。

日本人であればオランダは比較的容易く起業家用のビザがとれると、ネットでは結構話題になっているのを見ました。

日本国籍者の場合は、Work Permit等の知的労働者手続きを取らないで、就労できることになります。

しかしながら、実務上、オランダ日本貿易条約ビザを申請する必要があります。

日本人起業家にとって、オランダ日本貿易条約は、有効な滞在許可を得てオランダで事業を設立できる大きなチャンスです。

オランダ日本貿易条約ビザの手続きは、通常の起業ビザ手続きと比較してはるかに簡単です。オランダ日本貿易条約ビザの手続きでは、起業家はRijksdienst voor Ondernemend Nederland (オランダ企業庁:RVO)のポイントシステムの審査を受ける必要はありません。

外国人のVISA専門オフィス  https://lawoffice-yokoyama.com/service/naturalization/dutch-japanese-trade/

「オランダ日本貿易条約ビザ」を取得するには条件があり、

  1. 日本国籍を有していること。
  2. オランダで一定の投資額を投入すること。(具体的な投資額は会社形態に因って異なる)

ちなみにその投資額は、

  • 起業家が個人事業主(Sole Proprietorships)となって起業する場合、4500ユーロ(≒70万円)の投資額が必要です。
  • 起業家が 一般パートナーシップ=有限責任事業組合=Limited Liability Partnership(LLP) を設立する場合、払込資本の 25%、最低 4500 ユーロの投資が必要です。
  • 起業家が非公開の会社(コーポレーション、LLC等)を設立する場合、最低4500ユーロの払込資本の25%を出資する必要あります。
  • 起業家が公開会社(コーポレーション)を設立する場合は、払込資本の25%以上の出資が必要で、公開会社の払込資本金は最低45,000ユーロであり、最低投資額は11,250ユーロとする必要があります

「投資額を投入する」とはどういう意味かよく分かっていませんが、とりあえず4500ユーロは払えるようにしておこうと思います。

ブラジルのビザ

ブラジルについても調べてはみましたが、結論、分かりませんでした・・・

旦那のビザに便乗して申請する場合は「扶養家族ビザ」というものがあるようですが、帯同家族も就労できるかの情報を見つけられませんでした。

なので旦那のビザに頼らず自分で就労できるビザを申請しようと思った場合、「居住許可(労働契約なし)」を取得すれば1年間の滞在が許可されるようです。

ただ、果してブラジル企業にも雇用されてない、ポルトガル語も喋れない、ブラジルに恩恵を与えることもできない凡人の私でも取得できるのか、という肝心な部分は不明です。

ブラジルについては、今後も情報収集を続けていきます。

ビザの心配 まとめ

ビザの心配の結論は、

アメリカ or オランダ !!

この二ヶ国ならビザの心配はクリアできそうです。

というわけで、旦那にはアメリカかオランダへの赴任希望を出すことを強くプッシュしていきます(笑)

個人的には、住んだことのないオランダ希望です(笑) 

オランダは世界一多言語国家でほぼ皆英語が通じるらしいとか、イギリスのBrexit以降はオランダのアムステルダムがロンドンを抜いて欧州の最大金融ハブになったとも聞き、気になる国でもあります。

ビザをクリアした先の落とし穴

ただ、実はビザ以外にも心配な点があります。

それは、旦那の会社のルールです。

例えビザで就労を許可されていたとしても、会社によっては帯同家族の就労を禁止している会社もあります。

理由はよく分かりませんが、噂では、駐在員の帯同家族が働くと税務計算が複雑になるから、とか…。

正直、これは日本企業の悪しき習慣では?と思ってしまいます。憲法で保障されている職業選択の自由も海外までは届かないということでしょうか。

旦那の会社のルールはまだ分かっていませんが、古い体制が多く残っている会社なのでこの点は非常に懸念しています。

もし、ビザ上では問題ないのに会社から禁止されとしたら、考えられる手段は、

  • 会社と交渉する
  • 弁護士などの専門家に相談する?
  • 自分でビザをとって、旦那の会社とは全く関係なくついていって会社には内緒でこっそり同じ家に住む?

仮に弁護士に相談なんてして旦那の会社と争うことになると、きっと旦那の立場が悪くなりますよね。これは現実的ではないかもしれません。

会社に内緒で旦那の家に勝手に一緒に住むというのもいかがなものか。。。

できれば揉めたくはないので、会社ルールで禁止されていないことを祈るばかりです。

株式投資でお小遣い

就労以外に考えている案として、投資の配当金でお小遣いを稼ごうと思っています。

海外でも証券口座を作れば株の売買ができます。アメリカに住んでいる今もやっています。

投資って危なくない…?なんて思われる方もいるかもしれません。確かに危険な投資もあるので、安全に確実に稼ぐには「種銭」、つまり貯金がたくさん必要になります。

一般的に、年利4~5%以下の株なら、15年以上の投資期間を確保できれば元本割れのリスクが低いと言われています。コロナ以降は投資で配当金生活を目指す人が増えました。私もその頃からお金の勉強をしてきました。

このブログでも紹介したように、駐在員は日本で仕事することと比べると貯金がしやすいです。

このお金を、孤独で暇なアメリカ生活を送っている私は大して使わず頑張って貯めています。(他の駐在員と比べると大したことはない額なのですが)

駐在期間中に貯金1000万円を目指しているので、これを全て投資したとします。

私は少し慎重派なので、配当率の高すぎない、年利約3%の投資信託を購入予定です。(気になる方は”VYM”で調べてみてください!)

すると、

1000万円 × 3% = 30万円

年間30万円、月に2.5万円のお小遣いです。

世の中の倹約家お父さんのお小遣いくらいでしょうか。

アメリカもオランダも物価が高いのでこれだけでは全然満足はできませんが、収入0よりはずっといいです。

あとは種銭を1000万円からいかに増やせるかにかかっています。

おわりに

私はお金のことであまりケチケチしたくなく、それに働かずに家にばかりいるのはノイローゼになりそうですし、また自分がやりたいと思ったこと・買いたいモノは旦那に気を遣わず手に入れたいので、どんな形であれ今は働き続けたいと思っています。

それに、金銭面で旦那一人に頼り切りにならないということは、二人の関係を平等に保つという意味でも、もしも旦那が潰れた時に助けられるという意味でも、とても大事で健全なことだと思います。

今後も自由に生きることを目指して、とりあえず今できる事として種銭を貯めていきます。

それが孤独な駐在生活の数少ない楽しみだったりするのです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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