Hello, Chickadeeです!
ぶっちゃけ、駐在したい理由の一つは お金を貯めたい でした。
駐在前の給料は正直低く初任給から少し増えた程度で、なかなか貯金ができませんでした。
そんな私がアメリカ駐在を開始してもうすぐ1年。
私のお財布事情を公開していこうと思います。
前提
チカディーのプロフィール
駐在員は各社中堅レベル以上の人が多い印象なので、正直私の給料は駐在員の中では最低レベルだと思います。
- 年齢:29歳(アメリカ駐在1年目)
- 駐在歴:約1年
- 家族:独身(家族手当なし)
- ポジション:新入社員の1つ上くらいのレベル
- 給料レベル:約25万円 (初任給 × 1.5 程度)
駐在員の給料の仕組み
筆者まとめでは、多くの日本企業の駐在員はほぼ同じような仕組みではないかと思います。
- 基本給を円とドルに振り分けられる
- 家賃・光熱費は会社負担
- 日本とアメリカの物価差を調整するお金がドルで支払われる
- みなし残業代が支払われる
では気になる貯金額ですが…
アメリカ駐在10ヶ月前~10ヶ月後の貯金額推移まとめ
駐在10ヶ月前~10ヶ月後の貯金額推移を表にしました。(駐在10ヶ月を仮に貯金0円とした場合)
駐在スタート時は生活立ち上げの為に家具購入などの出費が多く、会社から補填されるまで半年の時差がありましたが(私の申請が遅かっただけ)、赴任後圧倒的に貯金のペースが上がっていることが見て分かるかと思います。
まとめると
駐在前は、10ヶ月で127万円、月平均では約12万円 貯金
駐在後は、10ヶ月で308万円、月平均では約30万円 貯金できた! (約3倍!)
赴任前の日本でも結構節約頑張っていたんですけどね…なかなか貯まりませんでした。泣
やはり駐在は圧倒的に貯金に有利!ということを実感しました。
給料がそれほど高くない私でもこれだけ貯めることができました。
では一体、なぜ駐在するとこんなに貯金を貯めることができたのでしょうか?
駐在員が給料面でお特な理由
私の毎月の手取り給料を、駐在前(日本)と駐在中(アメリカ)でざっくりと比較してみます。(多少ぼかしあり)
日本 | アメリカ駐在中 | |
---|---|---|
基本給 | 25万円 | 25万円 |
みなし残業代 | – | 4万円 |
海外勤務手当 | – | 1万円 |
物価差調整手当 | – | 12万円 |
地域手当 | – | 1万円 |
各種税金控除 | -5万円 | -1万円 ※ |
合計 | 20万円 | 42万円 |
なんと手取りの差は2倍!
物価の差を調整する補助(+12万円)、残業代(+4万円)、税金(+4万円)。この3つが非常に大きいですね。(日本では基本残業禁止でした…)
上記から、入金額の差は分かっていただけたかと思います。
今度は出費額の差ということで、駐在前(日本)と駐在中(アメリカ)の生活費内訳を比べていきます。
日本とアメリカの生活費の差
日本とアメリカでの生活費を超ざっくり比べてみます。(為替:1ドル=130円で計算)
日本 | アメリカ駐在中 | |
---|---|---|
家賃 | 5.3万円 | – |
光熱費 | 0.7万円 | – |
通信費 | 0.8万円 | 1万円 |
食費 | 1.5万円 | 4万円 |
交通費 | 0.3万円 | 1万円 |
交際費 | 5万円 | 3万円 |
美容関連費 | 2万円 | 2万円 |
雑費 | 3万円 | 2万円 |
合計 | 18.6万円 | 13.0万円 |
アメリカは日本と比べて物価が高いので食費が約2.5倍もかかっています。(※筆者若干食べ過ぎ疑惑あり)
ただ、多くの会社の駐在員と同じように駐在中は家賃・光熱費が会社負担なことが大きいです。
また、アメリカは車社会で一人につき一台車が必須ですが、私の会社の非常に良いところは、リースカー代(月4万円程)も会社負担で、自己負担は月数千円で済んでいます。自己負担で車購入する会社も多いと聞きますので、この差は大きいです。
また、物価の差を調整する補助が出ていることに対し、駐在補助のプラス分が物価差のマイナス分を大きく上回っています。
正直、駐在初期は現地に友達もおらず、駐在1年目は週末も仕事が終わらず旅行もしなかったので、遊びに使うお金が少なすぎただろうとは思います。
まとめ
20代女独身アメリカ駐在員はお金が貯まるのか?について
貯金額・給料・生活費を比較してみましたが、
結論、会社補助のおかげで想像以上に貯まりました!
・駐在補助のおかげで給料は2倍
・駐在補助のおかげで出費は減る
逆に考えると、会社補助の少ない会社だと、もしかすると貯金できないかもしれません…
そんなわけで、特に大きな割合を占め得る家賃・光熱費・車・物価差調整補助等、ご自身の会社の駐在員補助を事前に確認することをオススメします!
とはいえ、駐在中に得られる経験には貯金額では表せない価値がありました。
私の同僚には、駐在中は貯金を崩してでも旅行しまくる!!と言っている人もいました。
(同じ会社補助でも貯金できてない人もいるようです。笑)
この記事がこれから駐在を目指す皆様の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。