女性駐在員の人生設計は難しい?~多様な人生・夫婦のかたち~

人生プランはあなた次第!

Hello, Chickadeeです!

私は28歳の時に独身・単身でアメリカへ赴任しました。

周りの駐在員の多くは男性駐在員で、海外赴任前に結婚し家族と一緒に赴任される駐在員が本当に多いです。(9割以上)

一方で、女性が海外赴任となった場合、まだまだ男性が仕事を辞めてついてくるのが一般的ではないので、悩む女性やその家族も多いだろうと思います。

私の周りの数少ない女性駐在員を見ると、皆さん決まった型は無く、それぞれ全く異なる道を歩んでおられます。

今日は、将来海外赴任したいけど人生設計に悩んでいる女性駐在員候補の皆様の参考になればと、私が知っている女性駐在員の方々のケースを紹介していきます!

  1. 20代中盤女性・独身で赴任し、現地で彼氏募集中のケース
  2. 30代前半女性・独身で赴任し、独身のまま帰国したケース
  3. 20代後半女性・独身で赴任し、現地で同じ会社の独身駐在員と結婚したケース
  4. 20代後半女性・独身・遠距離恋愛で赴任し、途中別居婚したケース
  5. 30代中盤女性・旦那が退職し連いて来たケース
  6. 40代女性・旦那子供を日本に残し、単身赴任のケース
  7. 40代中盤女性・旦那も駐在枠を設けてもらい夫婦で駐在員のケース
目次

多様な人生を送る女性駐在員達とその家族

1.20代中盤女性・独身で赴任し、現地で彼氏募集中のケース

私がミシガンに赴任してすぐに、25歳くらいの海外営業職のとても若い女性駐在員の方に出会いました。

彼女は綺麗な方でしたが、当時彼氏などはおらず、5年の任期で英語も流暢で、現地でお相手を探されていました。

アメリカに来てよく出会うのは、現地でアメリカ人と結婚し永住している元?現?日本人の永住組の方々。

きっと彼女も数年後にはそうなっていることだろうと思います。彼女は若いので、帰国後探しても余裕で相手が見るかることでしょう。若くして赴任できるのは羨ましいですね。

アメリカでは、日本人駐在員の多い地域であれば自然と日本人男性との出会いもあるかもしれません。大半は既婚者ですが、中には独身の方もいます。

またそうでなくても、こちらは出会い系アプリで彼氏彼女を探すのが一般的のようなので、相手探し自体はそんなに困らないのでは?と思っています。(チガディ主観)

2.30代前半女性・独身で赴任し、独身のまま帰国したケース

私の職場の大変美人な女性先輩のケースです。この先輩は30歳の頃、4年の任期でベルギーへ赴任となりました。

赴任中の色恋話は残念ながら聞けていませんが、この先輩は運悪く任期中にコロナが始まり途中一時帰国したりと十分に現地生活を謳歌できていなかったのではと思います。

34歳の時に帰国されましたが結婚などの浮いた話は聞いていません。

赴任生活はおそらくストレスも大きかったのでしょう。見た目も大きく変わっていたと風の噂で聞きました。

3.20代後半女性・独身で赴任し、現地で同じ会社の独身駐在員と結婚したケース

またまた私の職場の10歳強年上の女性先輩の話です。この先輩は会社でも初の女性駐在員でパイオニア的な存在でした。

先輩は27歳、独身の頃に4年の任期でアメリカ赴任しましたが、現地で同じ職場の独身日本人男性と結婚し戻ってきました。

高校大学とイギリスの学校を出てきた方だったので英語も流暢で、現地でアメリカ人と結婚して戻ってこないのではと職場では予想されていたようです。

先輩曰く「偶々縁があっただけ」とのことですが、戻って産休育休を経験後もバリバリ働いています。

※その後この先輩は旦那さんがメキシコへ単身赴任3年、今度は先輩が東京へ単身赴任2年を経験したりとアクティブ自立したかっこいい夫婦です。

4.20代後半女性・独身・遠距離恋愛で赴任し、途中別居婚したケース

はい、これは私の話です。

私は28歳独身の時に3年の任期でアメリカ赴任しました。実は本当は4年の任期と言われていましたが、待ってくれている人がいるので仕方なく3年に短くしてもらいました。

彼氏とは日本にいる時から3年の遠距離で、遠距離4年目、アメリカ赴任1年後に入籍しました。

その後も遠距離は継続しており絶賛別居婚中で、計6年の遠距離になる予定です。

私も旦那も6年の遠距離を乗り越えるにはそれだけの覚悟と忍耐力、そして何より話し合いが大切となります。

自分で言うのもなんですが、よっぽど良いと思える相手でないとこんな長期間の遠距離は耐えられません!笑

5.30代後半女性・旦那が退職し連いて来たケース

同じ会社で働く30代後半女性駐在員の話です。おそらく3年の任期でアメリカへ赴任されています。

その先輩には旦那さんと子供が2人いますが、なんと旦那さんは仕事を辞めてついてきてくれたそうです。いわゆる駐妻ならぬ、最近ちらほら聞く”駐夫(ちゅうおっと)”ですね。

私は旦那に「仕事を辞めてついてきて欲しい」とお願いしてフラれた人間なので、この先輩の旦那さんが一体どんな仕事をしているのか興味津々ですが、まだ踏み込んだ話をできていません。

ああ、いいな~! とはいえその家族にもきっと大きな葛藤があったことでしょう。

赴任終了後の人生も長いので、それぞれの家族の人生設計を見据えて考えないといけないですね。

6.40代女性・旦那子供を日本に残し、単身赴任のケース

次は会ったことはないのですがSNSで出会った女性駐在員の話です。

私が単身赴任に嫌気がさし悩んでいた時、同じような悩みを持っていたようでSNSでメッセージをくれたのでとても印象に残っている方でした。

この方は旦那子供を日本に置いてきて、単身赴任してきたようです。

男性が単身赴任というのはちらほら聞きますが、女性で子供を置いて単身赴任という例を聞くことは現実ではほとんどなく、とても珍しいなと思いました。

ある時SNSで、この方が

「上司の為の資料作りの追われる毎日。こんな仕事をするために家族との大事な時間を犠牲にして来たわけじゃなかった」

と呟いているのを見て、とても胸が締め付けられる想いでした。

キラキラして見えるかもしれない海外駐在生活、皆それぞれ何かを犠牲にして来てるんだなと気づかされました。

7.40代中盤女性・旦那も駐在枠を設けてもらい夫婦で駐在員のケース

そして最後に、同じ会社で働く40代中盤女性駐在員の話です。この夫婦はすごいです。

先に奥さんが3年の任期でアメリカ赴任となり、旦那さんは当初休職して子供含めた家族でついていくつもりだったようですが、上司からストップがかかり、上司がマネジメントに何度も直談判し、2度NGで、3度目のお願いで同じ赴任先のアメリカ支社になんとその旦那さんの為のポジションが作られました。

もちろん偶然その旦那さんの仕事内容からそれが可能と判断されたことが大きいですが、旦那さんの上司からの強いバックアップがあったことからも、その旦那さんも相当優秀な方だったようです。旦那さんの後任も赴任することになり、新しい流れはこうして 運・時代の流れ・能力 で作り上げられていくのだなと思いました。

この夫婦は型にはまっていない人生で聞いていて面白かったのでちょっと脱線。

奥さんは海外大学を卒業後に日本の大学講師をしていた時に生徒だった旦那さんと出会ったお二人。その後まず旦那さんが他県へ就職し、キャリアか結婚で迷い、結婚をとって旦那のいる県へ引っ越してきた奥さん。紆余曲折あり旦那と同じ会社に奥さんが転職し、まず奥さんのアメリカ赴任が決まったという経緯です。

おわりに

こうしていろんな女性駐在員の方たちの人生を聞いていると、人生に正解なんてないんだなと思えます。

更には現地で出会ったメキシコ人等からも話を聞くともっといろんな人生があり、私の駐在後の人生も何とかなるだろうと気持ちが楽になります。

何かで悩んでいる時は、きっとそれしか見えていない時です。

視野を広く持って、気持ちも楽に生きていきたいです。

今日はいろんな女性駐在員とその家族の方々の紹介をさせていただきました。

悩める女性駐在員候補とその家族の方々の参考に少しでもなれば幸いです。

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